Saint & spirituality

聖マルグリット・ベイズとは

生涯、村で裁縫師として働き、家族と小教区の子どもを支えたスイスの一般信徒女性です。修道会を創立せず日常を生きました。

この人物は誰か

生涯、村で裁縫師として働き、家族と小教区の子どもを支えたスイスの一般信徒女性です。修道会を創立せず日常を生きました。

生きた時代と背景

1815年、スイスのフリブール州ラ・ピエラに農家の七人きょうだいの一人として生まれました。十五歳ごろ裁縫を学び、生涯その仕事で収入を得ました。修道生活ではなく独身の一般信徒として家族と村に暮らしました。当時の女性労働を趣味の手仕事と見なさず、技能、顧客関係、家計への貢献を伴う職業として位置づけます。

人生の転機

家族の子どもの世話を助け、小教区で教理を教え、病人や困窮する人を訪ねました。政治的緊張のなか祈りと和解を求め、フランシスコ会第三会にも加わりました。家族内では義姉との関係が難しかったと列聖資料は伝えますが、相手を悪役にせず、同居家族の境界、労働分担、対話の必要を考えます。

主な活動

三十五歳ごろ腸のがんを発症し、1854年に病状が消えたと伝えられます。その後、聖痕とされる傷や金曜日の身体症状が報告され、教会関係者の調査を受けました。超自然的説明を医学的診断の代わりにせず、現代では出血や痛みに医療を受けることを優先します。本人の内的体験を見せ物にも診断材料にも使用しません。

信仰上の特徴

裁縫の仕事と家族・小教区でのケアを長く続けた、村に暮らす一般信徒女性です。

教会史上の意味と後世への影響

1879年6月27日に自宅で亡くなり、1995年に列福、2019年に列聖されました。一般暦の共通日を確認できないため記念日は未設定です。彼女の人物像を珍しい身体現象だけに集約せず、裁縫を続け、家族と地域の子を支えた一般信徒として紹介します。日常の仕事は宗教的に目立つ活動より劣るものではありません。

年表

  1. 誕生
  2. 死去

ゆかりの場所

  • ラ・ピエラ(スイス)

守護

確認できる資料を精査中です。推測では掲載しません。

参照資料

人物伝は以下の資料をもとに編集しています。教会の公式列聖資料そのものではありません。

Holy See — 2019 Canonization Liturgy Booklet

Holy See Press Office — Canonization Decree for Marguerite Bays

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